Vol.835「無償」
子どもは眠ると・どうして重たく感じるのだろうか。
子どもはどうしてあんなに楽しそうに笑うのだろうか。
子どもはどうしてあんなに駄々をこねるのだろうか。
子どもはどうしてあんなに愛らしいのだろうか。
子どもの全てをどうして・こんなにも受け止められるのだろうか。
あなたがいるだけで私は幸せ。
かけがえのないあなたが愛しい。
<毎週更新>良平院長のコラム
子どもは眠ると・どうして重たく感じるのだろうか。
子どもはどうしてあんなに楽しそうに笑うのだろうか。
子どもはどうしてあんなに駄々をこねるのだろうか。
子どもはどうしてあんなに愛らしいのだろうか。
子どもの全てをどうして・こんなにも受け止められるのだろうか。
あなたがいるだけで私は幸せ。
かけがえのないあなたが愛しい。
一人でホームセンターへ。
買いたい商品をカゴへ入れる。
しばし店内散策。
トイレットペーパーのコーナー。
様々な商品がラインナップ。
色々な種類があるんだねぇ~。
それぞれ特徴あるんだねぇ~。
感心しながらお勉強。
よし!ひとつ買って帰ろう。
厳選したトイレットペーパーを片手に帰宅。
「ママ喜ぶかなあ~」。
少しの期待。
家内に差し出す笑顔の私。
イマイチ顔の彼女。
『ありがとう・買ってきてくれて』。
『でも・これねぇ~使いにくいのよねぇ』。
あら?!
予想外の展開。
戻してくる?
レシートあるよ。
『いいわよ・折角買ってきてくれたんだから』。
良かれと思って。
余計な考動。
学習しなきゃね。
家内とショップでお買い物。
商品選んでレジへ。
お会計は990円。
私は千円札の持ち合わせがなくて五千円札を差し出す。
それを脇で見ていた家内。
すかさず彼女の財布から千円札を取り出す。
ナイスサポート。
と思いきや私の五千円札は彼女の財布に消えていった。
「えっ!?うそ~?!」の私。
ニヤッと家内。
レジの女性も思わずにやけちゃった。
私の財布から五千円がお釣りの十円に変身しちゃった。
『どぅもぉ~』とにこやかにお店出る家内。
「ありがとうございました」の店員さんの声。
ちょっとぉお~。
反則でしょ・それ。
初めて寝返りした日。
初めてハイハイした日。
初めてつかまり立ちした日。
初めて一歩を踏み出した日。
初めて自分でおしっこした日。
子供たちの成長の記憶を家内は鮮明に覚えている。
まるで昨日のことのように私に映像混じりで楽しく話す。
母は強し。
子と母の絆は深い。
やはり子供たちは彼女と生命を共有していた。
それは今までもこれからもずっと。
私は赤ちゃんが大好きで・産科医となった。
私は産科婦人科医。
基本患者様は全て女性。
例外は男の子の赤ちゃん。
赤ちゃん大好きだから・男の子だって診る。
でも赤ちゃんのお父さんは診察しない。
『家内と共についでに私も診察して下さい』と・お父さんに言われても躊躇する。
男の人は・ちょっと苦手。
ごめんなさい。
許してちょ~だい。
私は昭和生まれ。
昭和・平成・令和を生きている。
家内も同世代。
私が幼少の頃。
『男の子はあっち行ってなさい』。
『ご飯できるまで椅子に座ってなさい』。
男子厨房に入らず。
そう教育されてきた。
家長の父を中心に食卓の座る位置も決まっていた。
でんと座れば自動的にお茶が出てきた。
平成生まれの子供たち。
家内は積極的に家事を手伝わせる。
そう教育している。
『今の時代は共働きが当たり前』。
『この子たちが結婚する時には夫婦協働で家事をするのが当たり前』と
家内。
妻の正論に夫は反論出来ず。
昭和世代の私もどっかと椅子に座らず・動くようになった。
子供たちよ。
明るく素敵な家庭を持ってくれ。
父は今日もそう願いながら・家内の指導の元家事に励んでいます。
知人が家族旅行に行ったらしい。
お土産を頂いた。
お土産話が付いてきた。
正確にはお土産前話。
旅行の前日。
家族で準備。
娘も準備。
ベットいっぱいにお洋服ラインナップ。
お嬢様はベットの周りをうろうろジロジロ。
『着ていく服がない』とやや切れ気味。
挙げ句の果てには今日着ていた服を今からお洗濯。
「着るものたくさんあるじゃない」と言っちゃいけないお父さん登場。
『もう旅行なんか行かない!』と乙女の爆弾発言。
真に受けるお父さん。
軽くスルーするお母さん。
深夜にお母さんがヘルプして一件落着。
「いつもこのパターンなんです」とため息の知人。
女性脳と男性脳。
同じじゃないのに。
男は黙って微笑むべし。
あなたがこの世を去った日。
あなたを想う。
あなたがこの世に生を受けた日。
あなたが私に繋いでくれた大切な命。
これからはあなたが生まれた日もあなたを想う。
あなたが送られた日と共に・あなたが迎えられた日を大切に想う。
一人でスーパーにお買い物。
ばったり店内で患者様と遭遇。
「こんにちわ・お天気いいですねぇ」のご挨拶。
レジに並ぶ。
私の前に並ぶご婦人も患者様。
「どぅ~も」と会釈。
レジ打つ店員さんも患者様。
「こんにちわ」と笑顔でご挨拶。
みんなと繋がっている私。
嬉しい。
有難い。
今日も青空。
しあわせ・幸せ。
一人外出先から帰宅途中・自宅のマーガリンが切れていた事を思い出す。
コンビニ寄って帰宅。
『マーガリン買ってくるの忘れたぁあ~』と家内のため息。
「買ってきたよ!」と間髪入れずに私。
『ありがとう・・』。
『でもねぇ~・これあんまり好きじゃないのよねぇ』と奥さま。
「あら?!」。
ホームラン打った手応えが・大ファールだった感じ。
どや顔から一気に意気消沈。
次こそ。
リサーチして考動。