分娩とソフロロジー
ソフロロジー式分娩法とは?
「ソフロロジー分娩法」とは、妊娠中から母性を育み、
陣痛の苦しみを出産の喜びに切り替えるためのメソッドです。
基本的な考え方は「あるがままを受け入れる」「物事をポジティブに考える」の2つ。
「陣痛は赤ちゃんを生み出すための大切なエネルギー」だと捉え、
赤ちゃんと出会うために必要な痛みを「うれしい」「幸せ」といった
ポジティブな感情に変換する考え方を身につけます。
また、最高にリラックスした状態(ソフロリミナルな意識段階)で出産できるように、
妊娠中からイメージトレーニングを実施します。
\ 当院で出産されたお母さんのご感想です /
ソフロロジーの効果
ソフロロジー式分娩のメリット
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1
出産に前向きになれます
「お産は痛い、陣痛はつらい」という出産に対するマイナスイメージが薄れて、
「陣痛は赤ちゃんに会うために必要な時間、エネルギー」と受け止めることができるようになります。 -
2
赤ちゃんとお母さんとの絆が深くなります
イメージトレーニングをすることで、出産までにお母さんとお腹の赤ちゃんの絆を深めることができます。
赤ちゃんの誕生時にはすでに母性が確立しているので、産後の育児の大きな力になります。 -
3
出産の痛みを緩和します
イメージトレーニング、呼吸法を行うことで、麻酔をしなくても陣痛を緩和でき、
分娩時の緊張を和らげて、筋肉の緊張も意識的にほぐせます。 -
4
赤ちゃんに酸素がたっぷり届きます
ソフロロジー式呼吸法を行うので赤ちゃんにも十分な酸素が送られ、
生まれると同時に産声を上げるピンク色の元気な赤ちゃんが生まれます。 -
5
お母さんの産後の回復を促進します
ソフロロジーでは最高にリラックスした状態で出産に臨めるように準備をするので、
出産時の体力消耗を抑えて産後の回復が早く、出産から育児へと余裕と愛情を持って移っていけます。
当院は“認定ソフロローグ”が多数在籍しています
ソフロローグとは、日本ソフロロジー法研究会が認定する「ソフロロジーに導いてゆくことができる者」の名称です。
当院にはソフロロジー式分娩法 認定ソフロローグが16名在籍しています。
院長は「ソフロロジー式分娩法認定上級指導医」です。またソフロロジー普及のため、各地で講演会を行っています。
分娩について
\ 赤ちゃんとの出会いムービー /
安心なお産・安全な分娩への取組み
- ●新生児蘇生法資格
- 医新生児蘇生法とは、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対する心肺蘇生法のことで、新生児に対応するスタッフの資格取得を推進しています。
院長やスタッフは、新生児蘇生法のインストラクター資格を取得しています。
- ●胎児集中監視システム
- 胎児集中監視システム(分娩室の母児の状態を診察室・ケアチームステーション・当直室などでリアルタイムに監視)により、胎児と母体を総合的に監視、安全な分娩へと導きます。
更に、情報公開のためにも通常のお産だけではなく、帝王切開も立ち会い出産を推奨しています。
医療安全対策チーム
たなべクリニックには、医療安全のために様々な委員会を設置・運営しています。
- 医療安全管理委員会
- 医療安全対策委員会
- 医療機器管理委員会
- 院内感染対策委員会
- 医薬品管理委員会
- ヒヤリハット委員会
- CS(患者様満足)委員会
主な関連病院
周囲の病院と連携し、緊急に備えた体制で患者様の安全をサポートしております。
病診連携先:
- 唐津日赤病院
- 佐賀大学病院
- 国立病院機構佐賀病院
- 佐賀県医療センター好生館
- 久留米大学病院
- 聖マリア病院