今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.856「ベット・トーク」

就寝。
家内が先にベットに入る事もある。
私が先に寝る事もある。
様々。
夫婦二人・同時に床に就く日もある。
時に私は彼女に話したい事がある。
枕の位置を定めている妻に。
一言・二言。
声を掛ける。
だけど・・。
長話は彼女はNGらしい。
だって・寝るんだから。
トークはダイニングルームにてお願いしますって。
それは分かる。
分かるけど・聴いて欲しい時もある。
あとちょっと。
夢半ばでも耳だけ貸して。
夫は妻に話がある。

Vol.855「中年男子のお掃除」

休日。
特に予定なし。
すっきり目覚めた。
天気も良し。
よぉおし!
自宅の掃除をしてみよう。
気合い入れて・フローリングをクリーニングする。
額に汗して・黙々と作業。
家内の喜ぶ顔を勝手にイメージ。
それをモチベーションに更に力が入る。
お掃除も終盤に差し掛かる。
家内と遭遇。
「おはよう!」と笑顔で挨拶の私。
おはよう返しの妻の声を背中で感じながら・ゴールは間近。
『ありがとうパパ』。
来ました!
感謝のメッセージ。
今晩は・夕食のおかずが一品増えるかも。
『でもね・・パパ』。
フローリングを指指す彼女。
視線を下すと・家具や床にちょっと小さな傷が・・。
あら・・。
気合い入れすぎて・傷入れちゃったみたい。
あらら・・。
中年男子の非日常行為。
良かれと思っての行動も。
よ~く考えて動きましょう。
返って家内の仕事を増やすかも。
おかず一品プラス・ゲットならず。


Vol.854「想いは届く」

どんな状況下でも繋がれてきた唐津神社の秋祭り・からつくんち。
まさかこんな事態が起きようとは。
からつくんち・曳山巡行中止の正式発表。
曳子たち・曳山関係者・地域の人々。
言葉にならない想いが・こころの中に交叉する。
例年であれば・10月には秋の夜風に乗って各町内の囃子の音が届く季節。
それは唐津の風物詩でもあった。
エールを送りたい。
郷土唐津を愛するたくさんの方々に・自分自身にも。
たなべクリニックは・10月1日より2階ラウンジの大きな窓ガラスに
「からつくんち」メッセージを掲げている。
コロナウイルス感染の収束を願い・熱き想いを届けたい。
からつくんは世界一。


Vol.853「宝くじ」

宝くじを買った。
わくわく・ドキドキ。
買わなきゃ当たらない。
何故か・一等賞当たるつもりで毎日を過ごす。
加えて・一等前後賞も当たる気がする。
真剣に賞金の使い道を考える。
お風呂に入っている時。
お布団に入った時。
真面目に・宝くじの事を想っている。
運命の発表の日。
だよねぇ~。
やっぱりねぇ~。
になる。
当たるかもしれないと感じる身勝手な感覚が楽しい。
ひと時の儚い夢。
明日も頑張ろう。
前を向いて胸張って・笑顔で歩く。

Vol.852「100点を目指すあなたへ」

赤ちゃんに選ばれた。
お母さんになった。
100点目指す。
100点満点のお母さんになりたい。
100点お母さんにならなければ・・。
と・思っちゃう。
こどもに人気のお母さんは・完璧なお母さんじゃなくて・・。
実は・失敗するお母さんなのに。
学生の時学校で試験があった。
それなりに試験勉強した。
100点とれたら・めっちゃうれしい。
でも・100点じゃなくても良い。
合格点なら良い。
って・あなたは考えていなかった?!
でも・子育てに関しては何故か100点目指しちゃう。
100点じゃなくていいよね。
合格点すれすれでもいいよね。
肩に力入れなくていい。
眉間に皺寄せなくていい。
にっこり笑って。
大丈夫じゃないって・言っちゃおう。
大丈夫ですって・小さな声で言わなくていい。
失敗して・笑って・人気者になろう。
あんたはあなたのままでよし!

Vol.851「お行儀よく」

ご飯はお行儀よく食べたいね。
頂きますを言ってね。
肘をつかない。
足を組まない。
子供が見てるよ。
ご馳走さまも忘れないで。

Vol.850「ムードメーカー」

高校三年生。
最後の夏。
最後の大会。
最後の部活。
三年間頑張った。
けれどレギュラーにはなれなかった。
でもいつも一番大きな声で声援を送った。
ムードメーカー。
誰よりも勝利を喜び・誰よりもレギュラーたちの頑張りを讃えた。
三年間は無駄じゃない。
君の頑張りをみんなが認めている。
あなたの素晴らしさをチームみんなが知っている。
君はエース。
みんなのエース。
エールを送ろう。
君の新しい一歩に。

Vol.849「新メニュー」

息子が高校生の時学食を利用していた。
食べ盛り。
定食だけじゃ物足りない。
併せてうどんを注目する。
だけどそばも食べたい。
けれどさすがにそばまでは平らげられない。
そこで考えた。
食堂のおばちゃんに提案。
「おばちゃん!うどんとそばのミックス作れない?」。
『できるよ』。
後日新メニューが追加された。
「ミックスうどん(うどんとそばのハーフ&ハーフ)」。
これがバカ売れ!
それから息子の卒業までの日々。
学食を利用すると時々一品サービスで付いてきた。
発案者の特典。
言ってみるもんだねぇ~。
今では良き思い出。

Vol.848「入園」

お母さんが産休育休明けて職場に復帰。
お子ちゃまも保育園に入園。
入園初日・泣く我が子に後ろ髪引かれて出勤のお母さん。
退勤して保育園に愛する我が子を迎えに行って・ぎゅっと抱きしめる。
お母さんも頑張ってるけど・子どもも頑張っている。
けれど・・。
子どもの順応も早い。
あんなに泣いて登園してた我が子が・・。
最近は振り返りもしない。
ニコニコして・お友達とお手て繋いで園の中へ。
ちょっと寂しいお母さん。
だって成長してるもん。
我が子に拍手を送りましょう!
お母さん。

Vol.847「コロナ制限」

コロナウイルス感染拡大防止のため・全ての医療機関で面会制限が敷かれている。
たなべクリニックでも細心の注意を払い・日夜感染防止に努めている。
母子の健康と生命を守るために・患者様のご家族にも協力頂く日々が続いている。
面会制限はご家族にとっても負担のある毎日である。
母子退院の日。
赤ちゃんを抱くお母さんに寄り添い・荷物を運ぶクリニックスタッフ。
クリニックの玄関で待つお父さんとお兄ちゃん。
初めて赤ちゃんに対面するお兄ちゃん。
赤ちゃんをしっかりと抱くお父さん。
お兄ちゃんを抱きしめるお母さん。
久しぶりの家族全員の対面。
自然と涙が溢れる。
スタッフももらい泣き。
駐車場まで荷物を運ぶスタッフ。
大変な時期だけど・だからこそ大切なものを再認識できる。
「こんな素敵な仕事はない」。
「クリニックスタッフである私は幸せ」。
涙ながらのスタッフからの報告。
感謝。
全ての人に感謝。