今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.776「男子たるもの」

平成生まれの男の子たち。

おしっこは便座に座ってするらしい。

体育の授業後の休み時間。

汗ばむ肌を香りつきのおしぼりタオルで整えるらしい。

ほほぉ。

ふ~ん。

男子たるもの・小便は立ってしたい。

友と並んで用を足したい。

汗はタオルでさっと拭き・額に汗しても自然乾燥待つのみ。

昭和生まれは・そうありたい。

そうであった私。

と・家内に鼻息荒く演説。

『だから・・』と妻。

「えっ・・」と私。

「そうだ!そうだぁあ~!」じゃないの。

共感してよ。

あなたも昭和の人でしょ。

Vol.775「天空」

大切な人が天に召された。

たなべを創業した祖父の時代から父・そして私と三代に渡り

支え続けてきて下さった恩人に手を合わせる日が訪れた。

その方は眠るように安らかに私の眼前に横たわっていた。

あなたは赤ちゃんの私を抱っこしていた。

その私がたなべを継承した時あなたは私の傍らに立っていた。

掛ける言葉が探せない。

弔う一言が口を割って出てこない。

こころで話す。

忠心から感謝を申し上げる。

お別れは寂しい。

天国で祖父や父があなたを待っている。

さようならは言わない。

これからも私のこころの傍らに。

合掌。

Vol.774「通りゃんせ」

お腹の赤ちゃんとお母さんと一緒にお姉ちゃんが健診に付き添ってきた。

なかなか診察室に入りたがらない。

『自分の病院だと思って・怖がっているんですよ』とお母さん。

恐る恐る診察室へ入るお姉ちゃん。

緊張。

上目遣いに警戒。

「ハイ!どうぞ」。

付き添いのご褒美のお菓子を手渡す。

にこにこお姉ちゃん。

行きはこわい。

帰りはよいよい。

また来てよ。

お姉ちゃん。

Vol.773「傾聴」

相手の眼を見る。

相手の話を良く聴く。

時折頷く。

傾聴は・とても大事。

家内からお話。

傾聴。

傾聴態度が良かったのか・家内のお話はさらに続く。

続く。

おしっこ行きたい。

ちょっと我慢。

でも限界。

トイレへ立つ。

ついてくる彼女。

トイレのドア越しに話は続く。

一旦お話終了。

入浴。

湯船に浸かる。

すると浴室のドアが開く。

家内登場。

話再開。

全裸で傾聴。

傾聴。

でもちょっと寒い。

夫婦の会話は大事。

でも・・。

少し休憩挟みながら。

適材適所でお願いします。

いつでも私は傾聴しますから。

ねっ。

奥様。

Vol.772「満点」

100点。

100点満点。

とっちゃったら嬉しい。

だって・満点ですから。

この上ないんですから。

仕事でもプライベートでも満点とったら満足。

でも・・。

満点とったら・・少し怠けるかも。

ちょっと勘違いするかも。

100点とりたい。

でもなかなかとれない。

だから・いいのかも。

だから・一生懸命努力する。

努力する過程が大事。

結果は後でついてくる。

満点目指すこころが大事。

昨日も今日も明日も。

驕ることなく・一生懸命。

Vol.771「おなら」

おなら出る。

誰でもする。

何回も続けて出ちゃう時だってある。

音がしたり・しなかったり。

とっても臭ったり・臭わなかったり。

独身の頃。

おならしても黙ってた。

臭っても知らん顔してた。

結婚してもおならは出る。

家内の前で・すましてぷっ。

ある時家内から。

「したら言いましょう」。

「ごめんなさいって言いましょう」。

突然の提案。

真顔で指導教育。

ある日。

彼女がぷっ。

『ごめんなさい』だって。

今では私は。

「でま~す」。

「出ました!ごめんなさ~い」。

言えるようになった。

今の私は。

おなら宣言。

おなら臭くても・気持ちは清々しい。 

Vol.770「お洗濯」

休日。

天気よし。

家内は外出中。

よし・・。

小さな勇気と大きな挑戦。

洗濯機に洗濯物を投入。

洗剤は?

どこ?これ?

説明書き読む。

なるほどぉお。

新たな発見。

洗剤も進化していた。

スイッチオン。

後は自動様にお任せ。

完了チャイム鳴る。

オープン。

かごに移す。

パタパタする。

5回パタパタして干す。

私の独身時代のルール復活。

干す。

パンパン3回。

マイルール蘇る。

洗濯物のラインナップ。

カッコいい。

自己満足。

小さな達成感。

充実感・幸せ。

早く帰っておいでお母さん。

はやく。

Vol.769「付き添い」

妊婦健診。

赤ちゃんのお兄ちゃん・お父さん同伴。

みんなで赤ちゃんとの面会日を楽しむ。

「ハイ!お兄ちゃんどうぞ」と私はお菓子を手渡す。

『いつもすいません先生』とお母さん。

「だって付き添いだもんねぇ」と私。

お母さんの付き添いはお父さん。

お腹の赤ちゃんの付き添いはお兄ちゃん。

いつも付き添い・ありがとうお兄ちゃん。

Vol.768「対話」

赤ちゃんはお腹の中でお耳はちゃんと聞こえてる。

だからお母さん・いっぱいお話して。

どんな事でも・何でも良い。

お腹の赤ちゃんは・お母さんとお話したい。

どんな時だっていつだって・赤ちゃんは聴いてくれる。

早朝だって・深夜だって。

だって赤ちゃんは・24時間お母さんと一緒。

眠れぬ夜に二人でそっとお話。

赤ちゃんはいつもお母さんのそばにいる。

Vol.767「ライバル」

たなべクリニックには・様々な1番がいる。

笑顔No1。

挨拶No1。

気配りNo1。

などなど。

自他共に認められていた笑顔1番スタッフ。

彼女がほほ笑むと・華が咲く。

けれど・ライバル出現。

強力なライバルが入職してきた。

その新人がほほ笑むと・周りの人たちまでも笑顔にする。

現チャンピョン危機感持つ。

現女王初心に帰る。

良きライバルとの相乗効果。

互いにより素敵な笑顔をクリニックに振りまいてくれる。

スタッフ全員の笑顔の華が咲き誇る。

良きこと。

良き出逢い。

No1の質が上がる。

みんなの質がまた上がる。