今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.736「ポイントカード」

家内が私にコンビニのポイントカードを作ってくれた。

息子にちょっぴり自慢。

でも・・。

誰でも持ってるらしい。

誰でも簡単に作れるらしい。

結婚後初めて持ったマイポイントカード。

財布に大事に入れている。

コンビニで買い物。

お会計。

うしろから私をつつく家内。

そうだ・そうだ。

ここで出すんだマイカード。

ちょっぴりどや顔の私。

そんな私を肩揺らせ笑う家内。

レシート見て・貯まったポイント見つめる。

ちょっぴり幸せ噛み締める。

小さな喜び。

何故か変な達成感。

貯まるポイント。

でも・・。

使われない・・。

ポイントたち。

Vol.735「告別」

知人の突然の訃報。

我が耳を疑う。

認容出来ないこころ。

突然の別れ。

こんな寂しさにも・きっと意味があるのであろう。

多くの人たちが彼との別れを惜しむ。

徳を積んだ彼は・たくさんの事を遺しているはず。

その事を考えよう。

あなたは・これからも私たちの傍に居る。

感謝。

合掌

Vol.734「記念講演会」

たなべクリニックは・今年開院100周年を迎えた。

5年前「100周年記念事業実行委員会」を発足。

記念事業の一環として・記念講演会を開催する事を計画していた。

「育児こそ世界で最も重要な仕事である」。

たなべクリニックの企業理念である。

その企業理念に相応しい演者を既にこころに決めていた。

以前より懇意にさせて頂いている明橋大二先生。

子育てハッピーアドバイスの著者である明橋先生。

子育てハッピーアドバイスは・シリーズで累計490万部を超える

ベストセラーとなっている。

地元唐津の地で・明橋先生の記念講演会を開催できた。

たなべクリニックの企業理念に共感共鳴して下さる明橋先生の講演は

多くの人たちの衷心に届いた。

子に孫に親に・感謝のこころ。

「ありがとう」が子育てを支える。

Vol.733「終焉」

勤務医時代。

長い入院生活を送る患者様の・それぞれの人生の終焉に立ち会わせて頂いた。

廻診。

アルバムを開き若き日の姿を嬉しそうにお話して下さる方。

両指にはめた指輪のひとつ一つの思い出を大事に教えて下さる方。

そっと私の手を握り俯き涙する方。

それぞれのこころと身体をそれぞれの想いで受け止めている。

寄り添える事で・多くの学びを頂いた。

幸せとは何だろう。

物事全てには意味がある。

正にも負にもきっと意味がある。

Vol.732「98円」

このパン美味しいよぉ~」

「是非食べてみて」と母。

息子にスーパーで見つけた食パンをおすすめ。

「持って帰ってね」。

6枚切食パンを2袋詰め込む家内。

久し振りに帰省した彼は少々苦笑い。

1袋98円の6枚切食パン。

全国何処でも売っている。

とても美味しかった。

だから子どもに食べさせたかった。

母の想い。

わかってね。

だってあなたは彼女を選んでやって来たのだから。

Vol.731「でびゅ~」

お母さんが職場復帰。

小さなあの子も保育園に入園。

初日。

お母さん頑張った。

あの子も頑張った。

子どもは子どもでたたかっている。

初めての環境で初対面の人たちと交わっている。

お迎え。

いっぱい抱きしめよう。

ギュッとハグしよう。

一心同体。

母と共に子も新しい朝を迎えている。

Vol.730「最長の日」

4月。

新年度がスタート。

フレッシュなスタッフがラインナップ。

『おはようございます!』と新人。

「おはようございます!」と院長。

緊張・キンチョウ。

人生で最も長い一日の始まり。

頑張って。

応援してるよ。

『ありがとうございました。お疲れさまでした!』と新人。

「お疲れさまでした。ご苦労様でした!」と院長。

今日はゆっくりお風呂つかって・ぐっすりお休み。

また・あした。

Vol.729「抱きしめる」

たなべクリニックスタッフ。

クリニックファミリーと呼ばれる彼女らは・様々な年齢層がいる。

学生・独身・既婚者・三世代同居のスタッフ。

それぞれが・それぞれの人生を歩んでいる。

うれしい事・楽しい事・辛い事・悲しい事。

色々な出来事を経験する。

共に笑い・共に泣きたい。

こころでは・いつもハグ。

大切なファミリースタッフを想っている。

Vol.728「自分が見てる」

ゴミを跨ぐ。

誰も見ていない。

嘘をつく。

誰も気付かない。

でも・・。

自分が見ている。

自分が知っている。

「誰も見ていない」じゃない。

「誰も知らない」じゃない。

私自身が見ている。

私自身が知っている。

あなたをあなた自身が見てる。

Vol.727「休日の朝」

家内も私も早く起きた。

朝食ができる間にコーヒーを入れる。

とても静かな朝。

天気も良い。

久し振りに家内とゆっくり朝ごはん。

「いただきます」。

向き合って食する。

『なに?!』と妻。

「いや・別に・・」と私。

箸を進める彼女を何気に見ながら私も箸を進める。

今まで幾度・食卓を共にしてきただろうか。

これから何度共に「いただきます」と手を合わすだろうか。

「ごちそうさまでした」。

「ご馳走さま」。

今朝は二度手を合わす。

「行ってきます」。

『行ってらっしゃい』。

共有・共鳴。

共奏。